【認知症はどこまで予防できる?】認知症の発症を抑える効果がある生活習慣とは

介護保険の相談の仕事をしていると認知症になるリスクは本当に誰でもあると強く感じます

高齢になると家族、親族、近所の方の方に認知症が発生する可能性は十分あります

認知症を予防する確実な方法はありませんが、生活習慣を意識することでリスクをある程度減らすことはできます

今回は認知症のリスクを減らす方法をデータも交えながら紹介します

日本における認知症者の状況

5人に1人は認知症になる

引用「厚生労働省ホームーページ」認知症高齢者の将来推計URL:https://www.mhlw.go.jp/content/000524702.pdf

※画像をクリックすると拡大できます

まずは認知症の方の数のデータです

2012年には65歳高齢者人口の15%の方が認知症でした

2025年には65歳以上の方の20%、約5人に1人は認知症になる可能性があります

決して低い数字ではありません

ちなみに認知症のことについては別記事で紹介しています

認知症記事

実は認知症は病名のようですが、総称です。原因となる疾患は20種類以上はありますアルツハイマー病は皆さんも聞いたことがあると思います。ベースの病気にはそれぞれ特徴があるため、しっかりと診断を受けることは重要です。中には治る認知症の場[…]

年齢を重ねるにつれ認知症になるリスクは高くなる

引用「厚生労働省ホームーページ」社会保障審議会 介護保険部会 認知症施策の総合的な推進についてより一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000519620.pdf

続いて年齢別の認知症の方の割合のデータです

  • 65歳~69歳 1.5%
  • 70歳~74歳 3.6%
  • 75歳~79歳 10.4%
  • 80歳~84歳 22.4%
  • 85歳~89歳 44.3%
  • 90歳以上  64.2%

年齢別で見ると前期高齢者(65歳~74歳)までの認知症になる割合は低いことが分かります

逆に80歳を超えてくると認知症の割合はどんどん高くなります

90歳以上に関しては10人中6人は認知症になる可能性が高いと言えます

年齢を重ねれば誰でも認知症になるリスクはあります

長生きする方が多い中、老後の人生について考えさせられるデータです

認知症にならないようにするためには

認知症の発症を遅らせる可能性のある習慣

引用 「厚生労働省ホームーページ」 令和元年度 全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料 老健局 総務課認知症施策推進室資料より一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000522983.pdf

上の図は国が出している認知症施策(認知症の総合的な推進)のコンセプトです

  1. 認知症は誰でもなり得ること
  2. 住み慣れた地域で尊厳が守られ、自分らしく住み続けることができる社会を目指す
  3. 予防を含めた認知症への「備え」としての取り組みを促す
  4. 発症や進行の仕組みの解明、予防法等の研究を進める

1番目の文章では認知症という病気が誰でもなり得ることがやはり書かれています

2番目の自分らしく住み続けるためには社会の寛容さなど認知症ではない方の温かい目が必要です

3番目に今回の投稿テーマの予防、認知症の発生を遅らせることができる可能性がある内容が書かれています

  • 運動不足の改善
  • 糖尿病や高血圧等の生活習慣病の予防
  • 社会参加による社会的孤立の解消や役割の保持

運動や生活習慣病の予防、社会との繋がり、孤立防止が予防に効果があると記載があり、このことから認知症も生活習慣病と同じ予防策が有効な可能性があると言えます

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認知症を減らせる可能性のある割合はどのくらい?

出典:「厚生労働省ホームページ」認知症の人・高齢者等にやさしい地域づくりの手引きより一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000522983.pdf

厚生労働省ホームページから探してきた別のデータです

認知症の発症リスクの65%は防ぐことができず、35%は健康管理や習慣によってリスクを減らせると書かれています

65%のリスク因子については説明文がありませんでしたが加齢が大きく影響していると思われます

逆に発症を減らせるリスク因子としては、

  • 聴覚障害  9%
  • 教育的過程 8%
  • 喫煙    5%
  • うつ    4%
  • 運動不足  3%
  • 社会的孤立 2%
  • 高血圧   2%
  • 肥満    1%
  • 糖尿病   1%

難聴や幼児期の教育を受けたか等が高い比率を占めています

糖尿病は関係性が高いと言われているので、新しいデータではもう少し高いような気がします

データにはないですが、飲酒によるアルコールは脳にダメージを与えるので、精神障害を発症させる可能性がありますので同様に注意が必要です

健康的な生活を送った方がいい点は先ほどのデータと同様です

まとめ

認知症は発症する可能性を抑えることはできる

健康的な生活を送り、社会と良いつながりを持つことで認知症リスクはある程度減らせることを紹介しました

モコのブログでは運動や社会参加、認知症のことを取り上げているので、他の記事も読んでいただけると嬉しいです