【家に近い雰囲気で穏やかに】本人らしく過ごせる認知症グループホームとは

施設入所を考える際、色々なタイプの施設や住まいの形があります

それぞれ施設には特徴があり、事前に知っておくと施設選びの時に迷いが少なくなります

今回は認知症の方が入居できるグループホームについて紹介します





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認知症グループホームとは

認知症グループホームの特徴について

認知症グループホームの特徴として以下の項目から今回は紹介していきます

  • 認知症の方が入れる施設
  • 家庭的な雰囲気で穏やかに過ごせることを目指している施設
  • 要支援2から入居可(お住まいの住所しか入居できない)
  • 空きは特別養護老人ホームほど待たなくてもいい
  • 看取り対応もしているが医療的対応は弱い面がある
  • 専門的なリハビリはない
  • おむつ代は負担が必要

順に説明していきます

★特別養護老人ホームについては別記事で紹介をしています

【将来のために】施設の特徴が分かる特別養護老人ホームの入所者の状況や終身への対応状況

認知症グループホームの生活はどんな感じか

出典:厚生労働省ホームページ 社保審-介護給付費分科会第193回(R2.11.16)認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の報酬・基準についてより一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000695371.pdf

認知症グループホームとは、認知症(急な進行の方は除く)の高齢者に対して、共同生活できる住まいで家庭的な雰囲気と地域との接点を途切れないようにし、本人らしく穏やかな環境で過ごすことを目指す施設です

認知症であっても住み慣れた環境での生活を継続する施設のため、基本的には入居できるのは、お住まいの住居地にある認知症グループホームのみになります

認知症の方は身体的には動ける方が多く、手助けがあることで掃除や調理、盛り付け等ができる方が多いです

家庭的な雰囲気を大事にしているため、入居者の方は一緒に買い物に行ったり、料理を作ったり家で過ごすことに近い生活を送ります

日々の生活に近づけることは不安や困惑を防ぎ、認知症の進行防止につながります

また、本人の役割が生まれるため、自尊心を生活の中で感じられる場面を多く作ることができる点が認知症グループホームの他の施設とは違うよい点です

施設の外観や室内も家にいるような雰囲気の所が多いため、入居の方の安心感につながりやすいです

認知症グループホームは地域との接点を持っている

認知症グループホームは地域の住民や関係者等にに話し合いを定期的に行う必要や第三者機関の外部評価を受けることが法律で定められています

地域と関係をうまく作っている事業所は、地区の祭りや防災訓練に参加する等、地域と接点を持っていたりしています

また、認知症専門の施設のため、認知症の研修を受けたスタッフが多く在籍しています

今後は地域に認知症ケアを広めていく役割も求められています

認知症グループホームの入居者の平均介護度はどの程度か

認知症グループホームの平均介護度は2.74です

要支援2の認定があり、認知症の診断を受けている方が入居できますが、要支援2の方はほぼおらず、介護度1~3の方が多い施設です

認知症の症状の項目で介護度が重くなっていることが多く、足腰は比較的しっかりしている方が多いです

★認知症については以下の記事で紹介しています

【認知症も人それぞれ?】症状の違いが分かる認知症の原因となる4つの病気について

認知症グループホームの経営母体はどこか多いか

出典:厚生労働省ホームページ 社保審-介護給付費分科会第193回(R2.11.16)認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の報酬・基準についてより一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000695371.pdf

認知症グループホームの生活は共同生活を基本としているので、5人から9人の単位(1ユニット)で共同生活を送ります

定員としては、15人~19人の2ユニット(単位)の事業所が6割を占めています

入居者は女性がほとんどで男性は少ない印象です

また、上の円グラフは経営母体の割合を示したグラフです

  • 営利法人 53.6%
  • 社会福祉法人(社協除く) 23.8%
  • 医療法人 16.5%

となっています

一番多い営利法人は小規模な事業所が多く、アットホームな所が多いです

社会福祉法人は特別養護老人ホームやデイサービスも経営していることが多く、特別養護老人ホームの施設で経験した職員が異動する場合もあります

★認知症グループホームについては以下のサイトで人員や法人、情報が公開されています

介護サービス情報公表システム

認知症グループホームの設備や空き待ち状況について

出典:厚生労働省ホームページ 社保審-介護給付費分科会第193回(R2.11.16)認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の報酬・基準についてより一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000695371.pdf

空き状況については、データでは5人以上の待機者を持つ施設が2~3割となっています

また、上のグラフを見ると空き無し(青色)や空き1,2人待ち(オレンジ)が全体の5割近く占めています

現場では空きが出ると、認知症グループホームから空き情報のFAXが来たり、営業に来られ、空き情報を教えてもらえます

そのため、空きが出ても比較的すぐに部屋が埋まってしまうことも多いです

また、担当している方が施設に入りたい入居タイミングと空きタイミングはなかなか合致しないことが多い気がします

入所希望があるときは申し込みをしておいて、声がかかるまでの生活をケアマネジャーと相談していった方が希望の認知症グループホームには入りやすいかもしれません

★ケアマネジャーについては以下の記事で紹介しています

【年齢層や支援内容は?】事前に知ることができるケアマネジャー(介護支援専門員)に相談できること

認知症グループホームの医療面の対応には差がある

出典:厚生労働省ホームページ 第151回(H29.11.15)社保審-介護給付費分科会 認知症対応型共同生活介護、
認知症対応型通所介護等の報酬・基準についてより一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000184784.pdf

上の図は認知症グループホームを退所した方の内訳グラフです

赤色の丸を打ってある項目は

  • 精神科病院・一般病院の精神病床
  • その他の医療機関

医療機関に入院になったことにより退所扱いになった方が4人に1人いることになります

また、介護老人福祉施設や介護保険施設に施設を変わる方もいます。施設費用が影響していたり、状態が重くなったら系列の特別養護老人ホーム等に移る場合もあります

★特別養護老人ホームの費用や減免制度については以下の記事で紹介しています

【施設料金が10万円以下に?】費用が抑えられる安い施設を探すポイント(特養編)

【利用前に知っておこう】家計が助かるサービス事業所選びで介護費用を安く抑える方法

認知症グループホームは看取りに取り組む事業所も増えており、退所理由の2割が事業所による看取り対応になってきています

看護師や医師の対応は事業所により、差があるため、入居前に情報を収集したり、話をしっかり聞いた上で入所を検討していった方がいいと思います

まとめ

穏やかに本人らしくいることができる施設

認知症グループホームは認知症ケアに特化した施設です

課税の方は有料老人ホームとあまり費用も変わらず、専門的なケアを受けることができます

モコのブログでは、介護予防、認知症、施設、制度、介護生活になってからのポイント等の記事を投稿予定です

これからもよろしくお願いします