【同じ仕事でも補助額が違う?】長く働く上で参考になる介護の職場選びの基準

今回は介護職の方向けの記事です

介護職は大変な仕事の割に給料が見合わないように思います。ストレスも多く、転職を決断せざるを得ないような状況に置かれることもあります

仕事は給料だけではありませんが、給料や職場改善に取り組んでいる事業所か簡単に見分ける方法があります

今回は職場の取り組みにより給料や職場環境に差が出ることを説明し、そこから職場の探し方をどうするとよいかについて紹介していきます

介護業界の職種の給料はどのくらい

介護職は感情のコントロールが求められる

モコも現場で介護をしていたこともあり、やりがいがあると感じていたと同時に今の事務仕事とは明らかに違うストレスがありました

・一人で十数人の高齢者の方の世話をする中で、対応が同時に重なる

・同じことを話す認知症の方に穏やかな表情で何度も接する必要がある

・慢性的に人手がいないこと、不規則勤務による疲れの蓄積

・上司は言うだけで全然手伝ってくれない

・社会人なのに職場内でいじめ的なことが見られる

・学校で学んできたことと介護に実際が程遠い

・細かい家族や理不尽な家族への対応が必要

・しっかりとした理由がないと残業がつかない

挙げたら切りがないですが、現場時代に仕事の仲間たちとよく話していた内容です

ステップアップして相談員やケアマネになった時、正直、介護職との仕事や時間の流れの違いに驚いたものです(ケアマネ等が楽で環境がいいというわけではありません)

介護業界に限らず、働くということはそれなりのストレスがあるものだとは思っています。

感情労働とも言われる介護職において、メンタルヘルスの面が整っている職場で働くことや将来の先が見えること、報酬の対価が適切にあること等会社が環境を整えることはとても重要だと思います

給料面の相場はどうなのか

「厚生労働省ホームページ」令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果より一部抜粋編集 URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02gaiyou.pdf

※画像をクリックすると拡大できます

特定処遇改善加算を算定している介護従事者等の平均給与額の状況です

介護職員や看護師、相談員、ケアマネ、リハビリ職、事務員、栄養士等の給与額との比較もされています

3~10月のボーナスの1/6が足されているので、実際はもう少し少なめの月額収入かと思います

ポイントは特定処遇改善加算を算定している事業所のデータになるので、加算を算定していない事業所は上記の額から少なくなります

処遇改善加算とは

処遇改善加算とは区分ごとに設定された要件を満たした介護事業所で働く介護職員の方の賃金改善を行うための制度です

要件としては、

  1. 職位・職責・職務内容に応じた任用要件と賃金体系を整備
  2. 資質向上のための計画を策定して、研修の実施または研修の機会を設けること
  3. 経験若しくは資格等に応じて昇給する仕組み又は一定の基準に基づき定期的に昇給を判定する仕組みを設けること
  4. 賃金改善以外の処遇改善(環境の改善等)の取り組みを実施すること

改善内容については、雇用する全ての介護職員への周知が必要にもなります

また、特定処遇改善加算を算定している事業所はキャリア(経験・技能)のある介護職員に対して更なる処遇改善を図る制度です

いま働いている職場に当てはめてみる

処遇改善加算の算定事業所かどうか

「厚生労働省ホームページ」令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果より一部抜粋編集 URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02gaiyou.pdf

一番要件がよい加算(Ⅰ)の割合は全体の75%です

加算されていない事業所が6.5%あります

年間440万円以上の収入の介護職員もいる

「厚生労働省ホームページ」令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果より一部抜粋編集 URL:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02gaiyou.pdf

国に長く勤務する職員が多いほど働きやすい職場という考え(正しいかどうかはなんともいえませんが)から勤続10年以上の職員の給料を多くするように政策誘導しています

実際、リーダークラスで10年以上の職員は年額440万以上となる賃金改善を実施しててる事業所が38.6%あるのも事実です

年収の相場からすると介護している方はびっくりな数字だと思います

ケアマネジャー等にとっても現場に戻った方がいいかもと思わせる数字です

処遇改善を加算しているかの調べ方

処遇改善加算を算定しているかは利用者の負担もあるため、公表がされています

  • 検索から事業所を選択
  • 「事業所の概要」→介護報酬の加算状況から処遇改善加算をチェック
  • 「事業所の特色」→職員の男女比や処遇改善の内容をチェック

介護サービス情報公表システム

繰り返しですが、加算は(Ⅰ)がよい職場です。特定事業所加算を算定している場合は更によいと思います

加算を算定している職場は資格取得の援助、新人指導担当制度の導入、介護ロボットの導入、タブレットの活用等、国や県の補助金も活用して、職場環境の改善や資質向上に取り組んでいることが多いです



まとめ

介護職は社会の必要な尊敬される仕事

介護職の方は基本、優しく思いやりが強い方が多いです

現場で働いていると職場内の小さな価値観の中で考えることとなり、ストレスも溜まり、考え方が狭くなるため自分を見失いがちです

職場がそういった介護職員の思いにどこまで寄り添っているかを上司の発言や対応から読み取るのは働き続ける上で指標の一つになります

長く働くなら転職の際、職員の将来のことや職場環境のことについて前向きに取り組んでいる職場を選んだ方がいいと思います

心も体もよい状態でできるだけ働くことが自分らしい

人それぞれ働く意味は色々です。今回は収入に焦点を当てましたが、別の視点もあると思います

職場の雰囲気や人間関係の良さなども重要な視点です

ストレスなく休みも適度にあり、自分らしく、自分の発言が普通にできること。心と体をまず大事にしていくことが大事だと思います

通常、介護の備えの情報を投稿していますが、介護職の方等の向けの記事も今後、投稿予定していく予定です

よろしくお願いします

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