【もしかして・・】「認知症かも」と気になったときに読む冊子

年齢を重ねると「名前が出てこない」「最近何か忘れっぽい」等思ったことがある方が多いと思います

今回は「認知症かも」と思った方を想定して作られた冊子を紹介します

冊子はリンクで見れるようにしています

認知症は初期のころは自覚もあり、実は本人自身が悩むことがあります

誰もが認知症にはなりたくないとは思いますが、リスクはかなりあります

冊子の紹介だけでなく、認知症データ等交えて紹介してきます

人ごとではない認知症という病気

認知症の数の推計値はどのくらい

出典:「厚生労働省ホームページ」令和元年6月20日 社会保障審議会介護保険部会(第78回)認知症施策の総合的な推進について(厚生労働省老健局参考資料)より一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000519620.pdf

※画像をクリックすると拡大できます

図は厚生労働省の会議のデータになります

  • 令和7年 (2025年) 675万人~730万人
  • 令和22年(2040年) 802万人~953万人

かなりの人数の方が認知症になる推定の数です

認知症については、国も予算を投じて認知症になっても自分らしく住み続けられる社会の仕組みづくりに力を入れています

加齢による認知症リスクは高い

出典:「厚生労働省ホームページ」令和元年6月20日 社会保障審議会介護保険部会(第78回)認知症施策の総合的な推進について(厚生労働省老健局参考資料)より一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000519620.pdf

グラフの右に行くほど年齢が高くなります

そして、右側に行くほど、グラフが右肩上がりに急に高くなっているのが分かると思います

これは年齢別の認知症の病気を持っている割合を示したグラフです

  • 80歳代前半で22.4%
  • 80歳代後半で44.3%
  • 90歳以上で64.2%

年齢が高くなるほど、認知症の方が増えているということは加齢による認知症リスクがあるということです

長生きできるようになったことで人生において認知症になるリスクは高くなっています

★認知症の予防については以下の記事で触れています

【認知症はどこまで予防できる?】認知症の発症を抑える効果がある生活習慣とは

「認知症かも」と思った時は

「全部忘れるから認知症になったもん勝ち」は嘘の情報

「認知症は全部忘れてしまうから楽」とよく聞くと思いますが、実際は違います

アルツハイマー型認知症等、初期の認知症の方には物忘れに自覚が見られます

★認知症の種類については以下の記事でまとめています

【認知症も人それぞれ?】症状の違いが分かる認知症の原因となる4つの病気について

そのため、自分が自分で無くなった感覚や今までと違う世界の景色について不安を覚えます

不安は抱え込みがちとなり、家族への相談もなかなかできないことも多いです

「認知症かも」と思ったときに読む絵本のような冊子

出典:「厚生労働省ホームページ」認知症施策 「もしも気になるようでしたらお読みください」より一部抜粋 URL:https://www.mhlw.go.jp/content/000521036.pdf

「認知症かも」「いつもと忘れ方が違う」など気づいたとき、もしくは家族や友人がいつもと変わった場合に読んでほしい冊子があります

「もしも気になるようでしたらお読みください」

という冊子です。下のリンクから見ることができます

「もしも気になったらお読みください」厚生労働省ホームページ 認知症施策より

上の図は表紙を切り取った絵です

絵本みたいになっているので読みやすさがあります

一人で抱え込まないよう導いてくれる

冊子に書かれている内容は

  • 人生について
  • 早期相談の勧め
  • 認知症を理解している機関等の紹介
  • 記憶の問題を和らげる生活の上での工夫
  • 認知症があっても働ける先
  • 診断や相談費用
  • ご家族に向けて

等です

認知症の捉え方や実際の相談先、日々の生活の心構えが書いてあることで初期の段階の不安な気持ちを助けてくれる冊子だと思います

★認知症の手前の症状もあります。以下の記事で紹介しています

【認知症の一歩手前の状態】軽度認知障害(MCI)とは?

まとめ

元気なうちに知っておくにも一つ

この冊子は認知症本人、家族、専門家等の声を聞いて作られています

あとがきには次のような言葉で締められています

この冊子を作る上で大切にしたことは認知症は誰しもが起こり得ることであり、誰しもに訪れる私たちの人生の一部という思いです

「もしも気になるようでしたらお読みください」あとがきより

実際に認知症に関わった方々の思いは重みが違うと思います

実際、家族や友人、知人等、身近な方が認知症になる可能性は大きいです

そんなときのためにもこの冊子を事前に知っていくと助けになると思います

最後までお読みいただきありがとうございました

★認知症の方の支援をしてくれるケアマネジャーについての紹介記事です

【年齢層や支援内容は?】事前に知ることができるケアマネジャー(介護支援専門員)に相談できること

★認知症が進行した際、医療費を無料にできる制度があります

【知らない人も多い?】薬代や医療費を無料にできる認知症を発症した後に行う申請手続き