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【衰えの始まりはいつ?】社会とのつながりと身体機能の低下の意外な関係

いつまでも元気でいたいと思う気持ちは誰もが持っていると思います。また、老後くらいは人間関係の面倒さから逃れて、のんびりゆっくり暮らしたいと思っている方も多いと思います

でも、社会や人との接点を少なくしてしまうと、寝たきりになりやすいことが分かっています

年齢による衰えは実は社会とのつながりと大きく関係があります

今回は社会のつながりが身体機能の低下につながりやすいことを説明していきます

高齢による一人暮らしの可能性

85歳以上の高齢者が急増する社会

経済産業省ホームページ:2018 年4月9日経済産業省 経済産業政策局 産業構造課将来の介護需給に対する
高齢者ケアシステムに関する研究会より一部抜粋 URL;https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

上の図は日本の将来人口推計のグラフです

黒色の線グラフを見ていただくと分かると思いますが、今後20年で85歳以上人口比率は急増し、9%近くに達します

日本の約10人に1人は85歳以上という超超高齢社会に突入していきます

今までの日本と違い、生産人口減少により経済力も落ち、今までと同じ暮らしができるとは思わない方がいいです

高齢者の一人暮らしも増えていく

経済産業省ホームページ:2018 年4月9日経済産業省 経済産業政策局 産業構造課将来の介護需給に対する
高齢者ケアシステムに関する研究会より一部抜粋 URL;https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

上の図は一人暮らしの人口比、人数を男女別に示した図です

  • 2035年に高齢者の一人暮らし女性が519万人
  • 2035年に高齢者の一人暮らし男性が322万人
  • 2035年に女性の高齢化率が24.3%
  • 2035年に男性の高齢化率が20.1%

一人暮らし人口数はイメージ湧きづらいですが、2000年時点より女性は2倍、男性は4倍強の一人暮らし人数となり、棒グラフが80年代に比べ急増していることが分かると思います

子供が2世帯同居を選ばない時代、妻、もしくは夫が亡くなった場合、ほぼ一人暮らしになってしまいます

高齢にあると当然健康上のリスクを抱えながらの一人暮らしになってきます

高齢化の急な進展と一人暮らしのリスクが未来図として現実的に起きる可能性があるということはイメージしておいた方がいいかもしれません

一人暮らしはうつになるリスクが2倍

経済産業省ホームページ:2018 年4月9日経済産業省 経済産業政策局 産業構造課将来の介護需給に対する
高齢者ケアシステムに関する研究会より一部抜粋 URL;https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

上の図は別居家族・近隣・友人との交流頻度から見るうつが疑われる人の割合です

  • 「同居あり高齢者に比べ、うつになるリスクが2倍ある」

交流が減ることにより、うつになるリスクが高くなることがデータから分かります

老人性うつは認知症と区別がつきづらく、意欲低下が認知症への移行につながる場合もあります

人と交流することによる面倒さはありますが、交流を持っていた方がプラスの面がありそうです

社会において役割を持つことのメリット

社会的役割の低下から衰えは始める

経済産業省ホームページ:2018 年4月9日経済産業省 経済産業政策局 産業構造課 将来の介護需給に対する
高齢者ケアシステムに関する研究会より一部抜粋 URL;https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

上の図は趣味活動の知的活動、調理や金銭管理などの日常行為、家庭や社会での社会的つながりが満点の方が年齢経過と共にどの部分が落ちるか示した図です

グラフに出てくる用語の説明は以下の通りです

  • 【手段的自立】 自立的な日常生活を送るための活動能力
  • 【知的能動性】 余暇や創作などの知的活動の程度
  • 【社会的役割】 家庭や地域などの社会的つながり

どれも社会的に自立した生活を送るために必要な高次の生活機能(複雑な生活関連動作)です

金銭管理や調理ができなくなると、家族の支えを借りたり、介護保険を利用することになってきます

しかし、まず最初に落ちるのが社会的役割(社会とのつながり)です

この時点では介護保険は必要ありませんが、高次の生活関連動作ができなくなるきっかけになっています

社会とつながりが寝たきりと関係している

経済産業省ホームページ:2018 年4月9日経済産業省 経済産業政策局 産業構造課 将来の介護需給に対する
高齢者ケアシステムに関する研究会より一部抜粋 URL;https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

上の図は社会的役割や知的活動の低下から寝たきりまでの期間を示した図です

約10年かけて寝たきりに近づいてしまいます

老後は一人でのんびり過ごす時間もいいですが、一人暮らしでも人との接点をどう作るか、社会とどうつながるかが大事なセカンドライフとも言えそうです

まとめ

まず「社会的役割」を持つことを大事にする

経済産業省ホームページ:2018 年4月9日経済産業省 経済産業政策局 産業構造課 将来の介護需給に対する
高齢者ケアシステムに関する研究会より一部抜粋 URL;https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180409004/20180409004-2.pdf

身体機能の低下が介護予防においては注目されがちです

ただ、今回のグラフなどから社会とのつながりを持ち、人と交流することも大事ということが分かると思います

つながり方は人それぞれです。

  • 就労(働く)
  • ボランティア
  • 趣味活動
  • フィットネス
  • 体操教室
  • 生涯学習

これからはネットを使った交流も増えてくるかもしれません

モコのブログでは将来の生活のついての早めの備えの知識を紹介しています

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